買ってみたけど取り付けが分からなく、量販店では持込みでの取付を断られたというご相談でした。
前後タイプになりますと一般的には取り付け金額も高くなります。
作業料金が高くなるのは取付時間がかかるという訳なのですが、お値段以上の事が出来れば満足いただけると思って作業させていただいてます。
当店ではドライブレコーダーの販売も取り扱っており、お値打ちに取付けさせていただいておりますが、今回のようにお持ち込み品の取付けも行っておりますので、事前にご相談ください。
こちらがお持ち込みのドライブレコーダーです。
インカメラ、フロントカメラ、リアカメラの3つのカメラで動画撮影できるものです。
あおり運転がニュースで報道されてから一気に需要が高まったドライブレコーダーですが、あおり運転だけでなく、事故発生の際の記録や証拠になることもあります。
すでに開封したという事でしたので、付属品と取付説明書を確認します。
バック信号線を接続するとバックカメラとして切り替わるものです。
配線の仕方がわからないと言われてたのはこの事ですね!この部分は少し専門知識が必要となる箇所です。ここはプロにお任せください!
バック信号線は、一番近いバックドアについてるバックランプからとります。
まずは内張りを外していきます。
運転席右側です。
配線を固定しますが、わかりやすいように結束バンドをカットする前です。
反対の助手席側にはETCやナビのテレビ配線が通っています。
ドライブレコーダー取付け後に、テレビが映らなくなったりノイズなど干渉するといけないので、今回は助手席側ではなく運転席側から配線を通します。ここは、地デジノイズ低減設計であっても気を付けなければいけないポイントです。
下側へと順番に通していきます。
室内へ引き込むため中を通して配線します。
バックランプ接続の為、内張りを外していきます。
バックランプを取り外します。
バック信号をつなく配線ですが短いので、継ぎ足しで配線していきます。
ピンク色が継ぎ足した配線です。
上から下へバックドアの中を通して、これをバックランプに接続します。
結線後、バックランプを元に戻します。
バックカメラを取付けます。
バックカメラは、固定する前にフロントモニターに映る映像を確認しながら、位置と角度を調整しベストポジションに取付けます。
配線はバックドアの中、上側を通します。
カメラとバック信号線が完了したら元に戻していきます。
前側も作動の最終確認ができたら、外したパネルなど元に戻していきます。
完成です。
バックカメラの取付け場所は、車種によって異なりますが、今回はハイマウントランプ部分に取り付けてあります。
スタッフがうっかり写真を撮り忘れてますが、リヤカメラの映りもバッチリです。
これなら、バックモニターとして使えると喜んでいただけました。